ストレスチェックの申出窓口担当者の対応方法

ストレスチェック後の高ストレス者からの申出窓口担当者の
対応方法についてお話したいと思います。

ストレスチェックでの事業者側が苦慮される点として
高ストレス者が申し出をしてきたときの対応となります
ストレスチェックで考えられる対応者は2パターンあり
まずは会社の人事権のない担当者(社内の実施事務従事者など)
そしてもう一つは外部委託業者です。

外部委託業者の場合は問題ないのですが
高ストレス者の情報は絶対誰にも漏らしてはならないことが前提の為
社内での対応の場合は担当者はかなりのストレスを負うことになると考えられます

しかし、担当者も仕事の範疇なので上司(またはストレスチェック推進担当者)
から任された場合なかなか断るのは難しいのが実情でしょう
そこで、高ストレス者が申し出をしてきたときの対応の仕方を伝授したいと思います

まず、高ストレス者も申し出をされる方は
よほど自覚のある方でご自分自身も参っていらっしゃる方か
もしくは会社に従って申し出をされているか・・・
いずれにせよ、皆さん勇気をもって申し出をされているので
まずはそのことを労ってあげてください。

そうすることによって、申し出をされた方は
“申し出をしてよかった・・・”と感じます
普通は会社には申し出をしたがらない方がほとんどです
ほとんどの場合、近くの心療内科に行ったり
またはそのままで状態が悪くなってしまったりするものです

そして次に、今後のことを丁寧に説明することです
尚、その際にはあくまでも職場でのストレスが問題であることや
今後の職場の改善につながること
そして個人のプライベートは会社には通達されないことを伝えてください

もちろんその後の専門家(産業医、精神科医、臨床心理士は
守秘義務をしっかり守ることができる専門家なので)への相談の中では
プライベートなことも話されても大丈夫なことや
もしそのことが原因である時は、何らかのアドバスが得られ
きちんとして対応をしてくれるので、まずは安心して話すことを勧めてください

申出窓口担当の方は、あくまでも職場での対応なので
会社から一歩出たら、忘れることを心掛けて下さい
ご自身の無意識の中に他者の悩みが入らないように意識をしていれば
決して他人のことで、知らずのうちに悩むことはないからです
あくまでも仕事と意識することが重要で
それが担当者ご自身のためであり、相手のためにもなりますので


ストレスチェック外部委託について

  • 昭和47年日本大学医学部卒業
    【専門分野】麻酔科、痛みの制御に関する基礎的・臨床的研究
    麻酔科医として勤務後、講師、助教授、教授と歴任し
    駿河台日本大学病院院長(平成23年10月まで)
    現在は日本大学総合科学研究所教授
    【その他経歴】
    日本ペインクリニック学会 代表理事
    日本慢性疼痛学会 理事長
    日本麻酔科学会 名誉会員
    日本疼痛学会 理事
    日本レーザー治療学会 理事
    日本臨床麻酔学会 理事
  • 順天堂大学医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センター
    麻酔科学・ペインクリニック講座 教授
    【専門分野】
    ペインクリニック、癌性疼痛管理、術後疼痛管理、心臓血管系麻酔、脳神経麻酔、救急医学、ショックアナフィラキシーの病態機序、敗血症性ショック
  • 国立大学法人旭川医科大学医学部医学科卒
    ・精神保健指定医
    ・心療内科医
    ・精神科医