ストレスチェックにおける高ストレス者の公認心理師面接

~面接で内省が促され生きがいを見いだせた例~

ストレスチェックが施行されて4年目に入りました。
ストレスチェックで高ストレス者に該当する方は
希望すれば産業医か、所属会社委託先の医師、
又は公認心理士などのカウンセラーとの面談が可能です。
弊社でも、高ストレス者面談を2通りご用意しております。
(1)1つはもうご存知の通り、高ストレス者と産業医、もしくは指定医師との面接。

(2)もう1つは(1)が必要か否かの判定のための資格あるカウンセラーとの面接。

この(2)の面接の意味は
〇本当に産業医との面談が必要か?
〇また直ちに心療内科にかかる方がいいか?です。

そして、この面接には大きな3つの利点あります。
1:医師との面接と比較して4分の1のコスト。

2:面接を受ける側(高ストレス者)は話す時間がたっぷりある。

3:医師との面接に比べ、敷居が高くないので緊張しないということ。

カウンセラーの面接を導入している会社でのケースをご紹介します

この方は、もう3年以上高ストレス者で
いつも職場の状況や家族が変わらないどうしようもない状況に悩まれてました。
しかし、毎年1回ですが、話していくうちに一つ一つが徐々に変わっていきました。
ついには、家族の問題も解決、更に定年前にご自身の生きがいも見つけ
その仕事を副職として働かれており、今では定年まで活き活きとされてます。
更に周囲からも仕事の活躍ぶりにその存在を承認され、まるで人が違うかのようになられました。

同じ人間が話すことによってどうして変わる事が出来たのでしょうか?
話すことによって「本当は自分がどうしたかったのか?」と自分自身で整理ができるのです。

私のカウンセラー経験から…
人は、いくら人から言われても気付かないのです。
その証拠にいくら口うるさく親や教師、上司に言われても何も変わらないのに、
自らの失敗また親や上司になった時の実体験で気付くことも多いのです。
そして一旦、自分で気づき変わりたいと思った時、
人は思うように変われるのです。

ストレスチェック外部委託について

投稿日: 2020年3月18日 | カテゴリー: ストレスチェック