ストレスチェック後の事業者や産業医の不安について

ストレスチェック制度が近づくにつれ
実施者になる医師からの問合せが増えております。
それはストレスチェック後のケアの事が大半で
ストレスチェック後に関わる産業医のドクターや
健診センターの医師からの問合せです。

下記が特に多い内容で
◆何かあった時のための心理の専門家のバックアップはありますか?
◆精神科の先生や臨床心理士からのアドバイスが欲しいのですが
◆精神科への相談のサービスはありますか?
◆精神科や心療内科を紹介してくれるのか?
といった専門的なサポートやアドバイスに関わる事柄が多いのが特徴となっております。

一般に、産業医の先生方は内科、外科など精神科のご専門外の医師が多く
ストレスチェック義務化法案に求められるような内容を今まで経験してこなかった
またメンタルケアに携わる必要性がなく経験値があまりない先生が多いのが実情のようです。

今までは契約企業の従業員の健康診断の管理や
衛生管理委員会等での健康推進などのアドバイス業務が主な産業医の役割で
一部の大手企業での専従産業医以外はご自身の医師業務以外の空いた時間に行うのが一般的で
従業員のメンタルケアまで求められてきませんでした

ところがストレスチェック制度が義務化され
その一番肝である高ストレス者への対応が産業医(その他医師)が担う事になり
産業医の負担が格段に大きくなってしまいました。

そのため専門外であるメンタルに関して真面目に患者と向き合いたいと
考えている医師からの問い合わせが増えてきているのではないかと考えております。

ストレスチェックの検査自体は外部委託業者に依頼することはもちろん
もしそこに精神科の専門医がいたなら業務をリエゾン(連携)するのです。
これはもともと患者の問題解決のために異なる専門家に働きかけるということなのです。
そうすることによってよりよい解決へと導くことが可能となります。

また、メンタル.プロでは臨床心理士が精神科医と連携して
一人のクライアント様に対してチーム医療の元に
その人にあったアプローチをしてゆきます。

一人ひとりの悩みや環境が異なるように、解決方法も違います。
時間をきちんと費やしていかないと本当の意味で回復には至りません。
ですから、もし専門家のセカンドオピニオンや
心療内科や精神科への御相談や御紹介がございましたら
是非一度お気軽に御相談して頂きたいと思います。


ストレスチェック外部委託について

投稿日: 2015年12月18日 | カテゴリー: ストレスチェック タグ: