メンタル・プロのがんばる会社への提案シリーズ②

①採用試験
②面接
③今時の親
④今時の子ども
⑤新人研修

~②面接~

企業さんから「面接の仕方」についてよく相談されます

人事部門で経験豊富な社員は別ですが
経験の浅い担当者や他部署からの応援者等は経験不足のため
面接の仕方が良くわからないというのです

人事は2~3年ごとに変わる事業者も多いので
人事部内でも面接の仕方を指導できる人が少ない
又はいないケースがあるためです

さて正しい面接の仕方ってあるのでしょうか?!
それはズバリ…無いと私は思います

では、どういう面接が良くて、どういうのがそうではないのか?

まず、的を得ていない面接から説明します
例えば何を知りたいのかよく分からない質問
志望動機や、サークル活動での役割、会社に対しての希望や、会社に対しての印象等…

これらは、全て予想され、当然つまらない用意された返事が返ってきます
なぜならば、面接受験者は全員よく見られたいからです(当たり前ですが)

しかし面接官は受験者の本質が知りたい
そのためには用意されてない質問をすることです
その対応を観察することで新卒者の柔軟性がどのくらいあるか知る事ができます
緊張状態で、予想外なことが起きると人間はその本質が出るのものだからです

どんな質問が適切なのかはまた別の機会にでもお伝えしたいと思います
投稿日: 2017年7月27日 | カテゴリー: メンタルヘルス|働く人のメンタルヘルス タグ:

ストレスチェックの有効活用について―採用に有利になる!?―

折角、費用をかけてストレスチェックをするならこれを活かしてみませんか?

具体的に何に活かせるか?
1; 新卒者が入社したい会社にする
2; 離職率の減少
3; 職場の雰囲気を変える
4; 生産性向上
5; ブラック部署の見直し
6; 残業時間を無くす

ストレスチェックが終了後、受験率、高ストレス者の率
その対応を会社のホームページに記載する事です。

勿論、最初は結果が思ったほど良くないかもしれません
しかし今後、これはチャンスです。
良いところ、悪いところの分析をしっかり専門家にしてもらい改善することです
そして改善後の年のストレスチェック結果を自社のホームページで公開することで
自社のアピールができます

もし、高ストレス者が少なければ少ないほど
新卒者はA社かB社かを迷っている時は高ストレス者が少ない雰囲気のいい会社を選択します
職場は人生の時間の4割以上も過ごすところです
今や、大学の入学や就職する際にも親も会社のことを調べます
親心として、大事な子どもが会社でハラスメントやメンタル不調で
人生をダメにしてほしくないと願うのは当たり前です

また職場が改善することで、今いる社員も余計な人間関係や
悪い雰囲気に神経を使う事が無いのでより仕事に集中できます
その上、2番以降にある離職率を減少させることもできますし
更に効率が良くなれば残業時間も減らせます
そういう意味では来年以降、ストレスチェック後も面倒を見てくれる
きちんとした心理の専門家がいる委託業者選びから始めることを御勧めします。