心理検査(psychological test)

巷でいう心理テストと、カウンセリングや心理療法で扱う
心理検査とは少し違います
心理検査とは精神面を測定するための検査です
心理学では知能検査、性格検査、精神的健康度など
人の心的特性がその測度に特化して測定されるように
研究され一般化された検査がります

その検査の中で対象者に必要な検査を実施し個人特性を把握する
そして、その結果を個人サポートの参考資料として用いる

検査には「はい」「どちらでもな」「いいえ」等 で答える質問紙形式のものと
与えられた課題に沿って絵を描くといった自由度の高い検査があり
その検査により意識的な部分か深層心理のような無意識的な部分を測るかが変わってきます

そう聞くと恋愛心理テストと変わらないように感じるかもしれませんが
実際かなり多くの人間に心理検査させてもらい
その結果から研究がしっかり行われてる検査を使用しており
統計学を使い科学的根拠を目指した検査が多いと言えば
その信憑性を理解して頂けでしょうか

また、検査者と被験者1対1でしか実施出来ない検査と集団実施が可能な検査があり
用紙のみで行える検査、道具を用いる検査など様々あり
かなり時間を要する検査もあります

そのため、対象者の体調や症状は知ってくことが重要であり
被験者の体調が悪い場合は、心理検査の結果も左右されることがあるため
予定していた日程と別日にしたり、休みながら行ったりするケースもあります
そのため、検査を受けるときいつもより体調が悪いとか
いつもと心身の様子が違うなどを感じた場合は
検査者(テスター)に伝えてた方が良いでしょう 昨年の12月から労働者へのストレスチェックが義務化されましたが このストレスチェック検査が今後一番身近な心理検査になるのではないでしょうか なんと言っても国内の16万事業者が対象だそうですから・・・