ストレスチェックが上手く機能している好事例

今回はストレスチェックが上手く機能している事例をご紹介したいと思います。
この会社は、高ストレス者の面談をまず公認心理師、臨床心理士が行い医師との面接指導が必要かを判断します。

心理師との面談で解決して元気になって帰られる方もいらっしゃいますし、職場の問題が大きく、解決不可能な事例では、
心理士からの報告書を参考に人事が上層部に報告し、
改善策を講じているそうです。

部署内で解決できない場合は、御本人の実力が発揮できる部署への異動であったりとケースバイケースで対応しています。

その結果、部署や会社にとっても生産性が上がり
また職場の風通しも雰囲気も良くなり相乗効果で
効率的に仕事ができるようになるので
全体的に生産性が上がるのです。


高ストレス者として面談にくる方々は様々です。
何かを話したくて、面談にくる方や、周りの人に勧められて来られる方、そして上司に行ってこいと背中を押されてくる方。
でも共通しているのは皆さん、ご自分の意志で来られていること。

そして面談日が決定してから来るまでに、日にちがあり、
その期間に色々と考えたり、自分をみつめたりと
そこから何かが始まっているのです。

実際の面談の時間は1時間では話しきれないことも多々あります。

産業医や主治医に話すより、たっぷりの時間話せることと、
敷居が高くないことがより話しやすさを醸し出してます。

話すうちに、「私はきっと○○なんですよね、だからきっと××すればいいんですね…」と気付き
御本人がご自身で解決糸口を導いていることが多いです。

人は生きていく上で色々なトラブルや上手くいかないことは
沢山ありますが、全てが相手に原因があるのではなく

自分自身にも、考えグセや気付かないで繰り返してしまう習慣が
あるものです。

そこに自身が気付くことによって生き方が楽になり
また周囲の人も変わってきます。
するとコミュニケーションが増え、これが職場の風通しを良くし
結果助け合いも発生し生産性が上がるのです。

昨今、高ストレス者の方が医師との面接指導を申込む人数が
減ってきている傾向があるように感じます。
日本人にとって、医師という存在は特別な存在であり
気軽に自分の話を聞いてもらうという習慣がなく
敷居が高く感じるため希望者が少ないのかもしれません。

人は他者(上司や友人等)からのアドバイスで
何かを変えることは実はあまりないものです。
話すことで自分自身が気づき始めて変わるものです
そのため心理師の面談で約1時間話をすることが
とても重要な気づきのきっかけになるのです。

2019年11月20日
  • 昭和47年日本大学医学部卒業
    【専門分野】
    麻酔科、痛みの制御に関する基礎的・臨床的研究
    麻酔科医として勤務後、講師、助教授、教授と歴任し
    駿河台日本大学病院院長(平成23年10月まで)
    現在は日本大学総合科学研究所教授
    【その他経歴】
    日本ペインクリニック学会 代表理事
    日本慢性疼痛学会 理事長
    日本麻酔科学会 名誉会員
    日本疼痛学会 理事
    日本レーザー治療学会 理事
    日本臨床麻酔学会 理事
  • 順天堂大学医学部付属順天堂東京江東高齢者医療センター
    麻酔科学・ペインクリニック講座 教授
    【専門分野】
    ペインクリニック、癌性疼痛管理、術後疼痛管理、心臓血管系麻酔、脳神経麻酔、救急医学、ショックアナフィラキシーの病態機序、敗血症性ショック
  • 国立大学法人旭川医科大学医学部医学科卒
    ・精神保健指定医
    ・心療内科医
    ・精神科医
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