うつ病リワーク研究会からうつ病リワーク協会へ

今月2月10日にうつ病リワーク研究会が法人へ移行した祝賀会に
参加してきました。

立ち上げのうつ病リワーク研究会はこれまで3人の医師が集い
“休職した働く人たちに対してリハビリをして復職させる”というこれまで精神科世界の常識を覆すような働きかけで大きな成果を上げてきました。
こういったことから厚労省でもこの研究会の事をリワーク推進では言及する存在としてきました。

私も2年前に素晴らしい研究会があると知り直ぐ入会し、講習を受講した後、立ち上げメンバーの1人である横山先生の札幌駅前クリニックに知り合いのドクターの口添えで1週間実習をさせて頂きました。

うつ病や対人関係でつまずいた人々がスタッフや当事者との関係で自分を知ることで日々変わっていき、生き生きと回復し復職していく姿を拝見し、とても感激しました。

<今回、協会への法人化した目的>
1:教育研修の充実と認定制度の確立
リワークプログラムがこれまで標準化したプログラムを更にきちんと標準化して協会メンバーに全員が一定のレベルとし保持、発展をするため。

2:普及啓発活動の充実
大都市ではリワークをしている病院も充実しているが地方では まだまだ足りておらず、またリワーク事態が普及していない。
そのことから中小企業においては休職者へのケアが遅れている。

3:調査研究を通しての活動の充実
連携している病院、クリニックを通しての研究、実態調査など
(データや実績から個別疾患に対してのアプローチなど)

この3本柱を目指してより充実したものにするために協会へ
移行しました。今後はこの協会のプログラムを受講し、またスタッフも協会のトレーニング無しでは病院リワークは認められないことになるのかもしれません。

by 臨床心理士 木村晃子

うつ病リワーク協会HP
http://www.utsu-rework.org/about/index.html

2018年2月15日
個人情報保護について

一般財団法人日本情報経済社会推進協会より、個人情報の取扱いを適切に行う事業者に付与されるプライバシーマークの付与認定を受けています。


プライバシーマーク
登録番号 14700129


個人情報保護について
メンタルヘルス関連の特集